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多汗症

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多汗症の外用薬の料金

塩化アルミニウム外用液 30ml 1,100円
塩化アルミニウム外用液 100ml 2,970円

 

◆多汗症(自由診療)とは◆

多汗症(たかんしょう)とは、日常生活に支障をきたすほど汗の量が多い状態を指します。気温や運動による生理的な発汗ではなく、精神的な緊張やストレス、遺伝的な体質などによって過剰に汗をかくのが特徴です。

多汗症の治療には保険診療と自由診療(自費治療)がありますが、自由診療ではより高い効果や持続性を期待できる治療が可能です。当院では、ボツリヌス治療(ボトックス注射)を中心とした自由診療による多汗症治療を行っています。


自由診療で行う多汗症治療(ボトックス注射)

ボツリヌス製剤(ボトックス)を気になる部位に注射することで、汗を出す神経の働きを一時的に抑え、発汗を軽減する治療です。


対象となる部位

  • 腋窩(ワキ)

  • 手のひら

  • 足の裏

  • 額(おでこ)など

※部位によって保険適用が可能な場合もありますが、保険対象外の部位・製剤での治療は自由診療となります。


特長・効果

  • 発汗の量を大幅に軽減

  • 注射のみで治療完了、施術時間はわずか10~15分程度

  • 即効性があり、3〜5日ほどで効果を実感

  • 効果の持続は約4〜6か月(個人差あり)

  • 繰り返し治療により、より長期的な発汗抑制も期待


治療の流れ

  1. 医師による診察・汗の出る部位の確認

  2. 麻酔クリームなどで痛み対策(必要に応じて)

  3. ボトックスを皮膚の浅い層に注射(複数箇所に細かく)

  4. 治療後はそのまま帰宅可能(日常生活にほとんど支障なし)


ダウンタイム・副作用

  • 注射部位の赤み・腫れ・軽い痛みが出ることがありますが、数日でおさまります

  • 手足の場合、一時的に力が入りにくくなることもあります(まれ)

  • 効果の持続期間は個人差がありますが、約半年ごとの治療がおすすめ


よくあるご質問(Q&A)

Q. 何回受ければ治りますか?

→ 一度の施術で数か月間は汗を抑えることができますが、効果が切れる前に定期的な施術を行うことで快適な状態をキープできます。

Q. 痛みはありますか?

→ 細い針でごく浅く注射するため、チクチクする程度の痛みで済む方が多いです。ご希望があれば麻酔クリームをご用意しています。

Q. 周囲に治療したことはバレませんか?

→ 注射跡は数時間~1日ほどで目立たなくなります。翌日から通常の生活・仕事も可能です。


こんな方におすすめ

  • ワキ汗・手汗が気になって洋服の選択に悩む

  • 緊張すると大量に汗が出る

  • 掌の汗で書類が濡れたり、握手をためらう

  • 夏場だけでなく年中汗が多い

  • 市販の制汗剤で効果を感じない


まとめ

多汗症は、「体質だから仕方ない」とあきらめなくても改善が可能な症状です。

自由診療によるボトックス注射は、安全で即効性があり、ダウンタイムも少ない治療法として多くの方に選ばれています。

「汗が気にならない快適な毎日」を目指して、まずはお気軽にご相談ください。

めぐ皮膚科・美容皮膚科 外観写真