こだわりの治療
◆サブシジョンとは◆
サブシジョンは皮膚の下にあるニキビ痕で固くなってしまった組織を針で切り、クレーターの陥没した部分を上に持ち上げる施術です。
ニキビが何度もできるとその都度皮膚に炎症がおき、「線維化(せんいか)」といって組織が硬くなっていってしまいます。
線維化がひどいところは引きつれてしまうため、いわゆるクレーターといわれるような凹凸が目立つようになります。
このような状態になると、スキンペンやポテンツァといったような施術をしても奥深くの線維化は改善されないため、なかなか効果が出にくくなってしまいます。
そのような時にお勧めの治療がサブシジョンです。
…サブシジョンのみの施術…
硬くなったニキビの瘢痕の組織は、下から引っ張られてガチゴチに固まっているような状態です。
サブシジョンは、その固まった部分を、カニューレという先が鈍い細長い針を使って断ち切っていく治療です。
先の鋭い針ではなく先の鈍いカニューレを使うことで内出血のリスクを減らすことができます。
局所麻酔をしてから針で皮膚に穴を開け、その部分からカニューレを差し込みニキビ痕の部分の線維化を切断していきます。
…ジュベルックとの併用療法…
サブシジョン単独で行っても効果はありますが、あわせてジュベルックもお勧めしております。
ジュベルックとは「ポリ乳酸(PDLLA:Poly-DL-lactic acid)」と「非架橋ヒアルロン酸」という成分を含む注入剤です。
ポリ乳酸とは糸リフトや縫合糸などにも使われる成分で、注入後は1~2年かけて体内でゆっくりと分解されていきます。その課程で肌のハリと弾力の向上、ニキビ痕やクレーターの改善、毛穴開きの改善などの様々な美肌効果が得られます。サブシジョンをした部分にジュベルックをうっていくことで、より一層効果が期待できます。